開業に際し、院長からのご挨拶
- こしむらエールクリニック

- 6月16日
- 読了時間: 2分
更新日:7月13日
2025/6/16
こしむらエールクリニック院長の越村仁一です。
構想から約3年、2025年5月8日に、やっと無事に開業することが出来ました。
開業の日を迎えるまで、色々なトラブルが次々に襲い掛かってまいりましたが、何とか無事にオープンすることができ、まずはほっとしております。
ここで、簡単な自己紹介をさせて頂きます。
私は常滑市民病院に四半世紀以上、神経内科医として勤務しておりました。常滑市民病院に赴任した当初は、大府の中部病院(現・長寿医療センター)以外では、知多半島に神経内科医の常勤は私一人しかおらず、診療圏は常滑以外に知多市・東海市・半田市など広範囲でしたので、プレッシャーに押しつぶされそうな時もありました。
神経内科医が専門とする疾患は稀なものが多く、それぞれの疾患の患者数は多くはないものの、教科書的には300種類以上もの疾患が神経内科の専門領域とされています。希少疾患ばかりであるため、ほとんどの神経内科医はそのうちの三分の一も経験したことがないと言われています。私もすべての希少疾患を経験したわけではありませんが、これまでの長年の神経内科医としての勤務の中で、多くの疾患を診療させていただきました。これからも日々精進してまいります。
常滑市民病院での勤務で一番多く診療していた神経疾患は、パーキンソン病やパーキンソン症候群等の神経変性疾患です。他に、視神経脊髄炎や多発性硬化症、重症筋無力症などの神経免疫疾患や、てんかんの診療も行ってまいりました。
また、脳血管障害の診療にも力を注ぎ、脳梗塞及び脳出血の急性期治療からリハビリ、慢性期における再発予防を行ってきました。経験上、定期的な通院を5年間以上継続できた患者さんの8割以上で、再発がないか、再発があっても軽症で経過しており、二次予防の重要性を確信しております。
縁があり、この度、知多市において診療に携わることとなりました。
これからは、既存の患者さんならびに地域の皆様の健康のために、一層精進していく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。


